サロンが掲げる、
「美しい自然の保ち方を、わたしたちの生きるヒントに…。」
ですが、

東洋思想の一つ、「陰陽五行説」をもとにしています。

陰陽五行説とは、
万物を陰陽五行に分類するという考え方です。

どんなものでも、性質によって「陰」か「陽」に分けることができる。
→細分化すると、「木」「火」「土」「金」「水」の、
5つに分けることができる。

陰陽、そして、木火土金水の５つの要素を、バランスよく保つことが、
自然の摂理であり、わたしたち人間の健康にもそのバランスが必要だと考えています。

サロンHPにある次の文章には、
実は陰陽五行のパーツが散りばめられています。

五行（木火土金水）の陰と陽それぞれで、
全部で１０個のパーツ。
見つけることは、できますか？＾＾


「山岳から海洋へ連なる自然を想像してみてください。

樹木や草花が自生する大地には、太陽と雨水がほどよく降り注ぎます。

質のよい土壌はくわ畑へと耕され、新たな命を生み出すことでしょう。

山には鉱物が、海には灯台が、しずかにその自然を見守っています。

麓（ふもと）とは、「山すそ」のこと。

山から大地へと広がるその部分には、これらすべてのエネルギー（五行）が集まり、調和しながら自然を育んでいます。」


正解は・・・

「山岳」　土／陽（つちのえ）
「海洋」　水／陽（みずのえ）
「樹木」　木／陽（きのえ）
「草花」　木／陰（きのと）
「太陽」　火／陽（ひのえ）
「雨水」　水／陰（みずのと）
「土壌」　土／陰（つちのと）
「くわ」　金／陽（かのえ）
「鉱物」　金／陰（かのと）
「灯台」　火／陰（ひのと）

これらがバランスよく存在し、機能することが、
山すそから野原、海へと広がる自然の形式・美しさを保つように、

わたしたちも、自然の摂理に従いながら、
心（精神）・身体をととのえていきましょう。

寺院を巡る中で、
仏像には「如来」「菩薩」と、それぞれ異なる名称があることを知りました。

仏の世界では、
さとりを開くまでに、５２段階の位があり、
全ての修行を終え、一番位の高い５２段目にくると、「如来」になれるそうです。

一方、５１段目までは、「菩薩」と呼ばれるそう。

弥勒菩薩は、まさにその５１段目。

お釈迦さまは、
弥勒菩薩がさとりを開くまでに５６億７０００万年かかることを、
いくつものお経の中で唱えておられるそうで、
いかに厳しい道のりかがわかります。


セラピストの世界も、然り。
名人と言われる方は、ごくごくわずか。

日々修行であり、研鑽は尽きません。

美麓を選んでくださったクライアントさまに、
誠意を込めて、やさしい手で施術をさせていただく。

その気持ちを忘れないために、
弥勒菩薩の「やさしい手」をサロンのモチーフにしています。

（弥勒菩薩の別名は、慈氏菩薩。弥勒の語源は、「慈しみ」だそうです。素敵ですね＾＾）